飯豊連峰 前衛 俎倉山 (856.6m)(県山協行事)

GPS LOG プローブ訓練 ビーコン訓練 それじゃ、登るべ
不安定な雪面 北股岳が美しい 蒜場山 焼峰

日 時    平成180219日(日)

参加者    JGφOPLさん、JEφPJYさん、JIφOIIさん、石井さん、渡辺(し)さん、
    
JFφVMHさん、JHφLOMさん、坂井さん、JJφLTKさん、JJφLTQ、中村さん(ゲスト)
行き先    飯豊連峰 前衛 俎倉山
天 候    晴れ後曇り
気 温    19日 −1.7度〜9.3度 (気象データは新潟)
風 速  1M3M (気象データは新潟) 
風 向  南南西〜南、北北西
目 的    冬山技術講習会
装 備    日帰り冬山低山
登はん用具:ピッケル(使用せず)
冬山として、ワカン・Wストックを使用
ナビ用品:GPS・地図・シルバコンパス・マップポインター
防寒具:カッパで代用・フリース
飲み物:水1.0L
食料品:いなり寿司3個 握り飯3個、インスタントラーメン1個 
残 量:緊急食以外なし。
その他 なし

コースタイム              事柄              備考              
0730分 五十公野発
07:50分 除雪終了点着(180M
08:10分 除雪終了点発
08:25分 ビーコン・プローブ訓練開始
09:20
分 訓練地発
11:00分 お京平(530M
11:53分 俎倉山山頂着(856.6M
13:25
分 俎倉山山頂発
13:45分 お京平(530M
15:00分 除雪終了点着(180M
15:50分 五十公野着

データ
TP積算距離    10.54km
TP移動時間    3:19
移動平均速度    3.2km
全体平均速度    1.9km
総上昇量      712m
以上GPSデータ

概略
県山岳協会行事で、218日〜19日にかけて、冬山技術講習会が行われた。18日(土)は新発田市滝谷(赤谷地区)にある農村婦人の家で座学、懇親会で宿泊、19日(日)は俎倉山への登山を兼ねてアバランチ・ビーコン、アバランチ・プローブ(ゾンデ棒)の実習訓練をおこなうというものである。

記録
219日(日)、朝07:30五十公野集合。
前日は所用の為、欠席とさせていただき、日帰りのみの参加である。
座学での講習も興味があったが仕方ない。地元開催ということで当会、当日参加が
9名。泊まりが4名。(+2)との事・・・?

釜ヶ沢へ入る所から県道から登り始め、適当な場所で人を雪に埋めてアバランチ・プローブで人体の感触を確かめる。同時に、アバランチ・ビーコンで埋めたビーコンを探す訓練。自分も、雪に埋まってみた。ほんの数十センチ埋まるだけで、全く身動きができない。ほんの少し埋まっただけで自分では何も出来ない事がハッキリ分った。

終了後は、参加者皆さんで山頂を目指す。林道歩きに飽きが来る。お京平の少し手前で俎倉山の北壁が見える。JEφDAEさんが企画の個人山行で北壁を登る計画がある。しかし、隣の西側のフェイスはクラックが入り一部は落ちている。どうにも北側も不安定に見える。ガッチリと硬く締ったフェイスにクラポン(アイゼン)利かせて、アックス決めて・・・と思っていたけれど、雪の状態はどうだろうか?今日、遠めに見た範囲では雪崩がヤバそうだ。

そんな事を思いながらやけに腹が空く。お握りを時々口にしながら進み、最後の急登を登ると、山頂だ。山頂からは、近くは、蒜場山、焼峰、裏五頭が美しい。遠くは北股岳を中心とした飯豊連峰の主稜線中央部が圧倒的な迫力で迫る。5月の春山合宿で通るであろう、赤津の稜線も今日は優しく見える。
このまま、蒜場山に行きたいような気持ちになる。いつの日か、いつもの泊まり場で泊まり積雪期の蒜場も行きたい。

景色を肴に昼食を堪能し、下山開始。
雪が腐り歩き難い。今日は、スノーシューが良かったかな?
何も考えず、下山するが、やはり北壁のフェイスが気になり何度も振り返り下山した。
でも、その場所の写真は敢えて撮らなかった。




当初、左頬と右頬の少しの部分が受傷個所と思っていたけれど、鼻の頭、両耳たぶの皮がポロポロと剥れ落ちた。
案外、広範囲に受傷していたが、幸いにも深度は浅く回復も順調である。

凍傷を負ってから1週間。今度は、傷めた頬に汗がしみた。
春は確実に近づいてきている。


PS
今年初めて、雪虫を見ました。
お京平の少し上で、空腹感に我慢が出来ず握り飯を食べるために、ザックを下ろした時に見つけました。
握り飯を食べながら、雪虫が大急ぎで歩く様子を見ていました。
そんなに、慌てなくても・・・と思いながら・・・
昨年は、マンサクの花と同じ頃だったはず。
2月の雪虫はヤッパリ早い。これからど〜んと気温が高い方に振れるのかな?

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